第９８回 薬味の殺菌効果と正しい食し方

　天気の良い日曜日、いいですね。気温も暑いようですから、海水浴場ってやっているのでしょうか。自分の代わりに働いてくれる人がいたら行ってみたいですね。来週の海の日も天気が良ければ混雑してそうですね。
　
　さてタイトルの「薬味の殺菌効果と正しい食し方」、薬味といえば、刺身に使うワサビなどを思い浮かべるのではないでしょうか。薬味とは、文字通り薬と味が合わさった言葉で、料理の味を引き立てて、薬効成分をプラスする働きがあります。ワサビの辛味の正体は、すりおろされる際に生成されるイソチオシアネートという成分で、同じく大根おろしにも含まれています。この成分には、細菌の増殖を抑制する働きがあります。
　ただし、イソチオシアネートは揮発性の物質なので、すりおろしてから時間が経つとなくなってしまいます。ワサビや大根は、食べる直前にすりおろしましょう。（参照：薬味のチカラホームページ）