第１８回 最近の出来事２

　日本ハムファイターズ、リーグ勝率１位おめでとうございます。北海道に明るいニュースが入りましたね。よかったよかった。この結果もすばらしいし、新庄選手のようなすばらしいパフォーマンスセンスをもった選手がパリーグを盛り上げたのもすばらしいことだと思います。一昔前のパリーグなんて、まばらにしか観客がきてなかったのに。今度はどこで何をしてくれるのか楽しみです、期待してます。コンサドーレもこのようなキャラクターの選手がいるとまた違うのかも・・・。まずは予算内で何かいいアイデアを募集してみては？

　さて先週の１８日、西区地下鉄宮の森駅のちえりあという会場で、インプラントの勉強会をしに行きました。インプラントは結構一般の方々も知ってる治療法になってきましたね。例えば歯が無くなってそのまま放置した場合、特にメリットはなく、その抜けたスペースを埋めるように、隣の歯や咬みあう歯が移動してきます。そうなると歯並びはバラバラになり、食事や発音もしづらくなり、そうなってから治療すると内容も困難になってしまいます。

　保険診療ではその場合、ブリッジや取り外しの入れ歯となりますが。ブリッジはその抜けた両側の歯を削って支台にする必要がでてきます。汚れも溜まりやすくなります。入れ歯の場合は、残っている歯に金具をかけて安定を図るので、その歯に負担が生じたり、ブリッジよりも大きくなるので異物感が大きくなります。

　インプラントは、抜けた部分に人工の歯根を植え込み、安定したらそこに冠を被せます。治療も簡単なものは抜歯程度の麻酔と時間で済みます。植えた歯根と顎の骨がくっつくまで時間がかかり、通常３～６ヶ月かかるのがデメリットですが、当院で扱っているインプラントは１～２ヶ月まで短縮できるようになりました。講習を受けないと使用できないインプラントで、大体のインプラントは歯根を植えるときと、歯根と顎の骨がくっついてから上部構造（土台）を立てるときで２回の手術が必要ですが、１回の手術で短期間かつ少ない費用でインプラントが出来るようになりました（症例による）。基本的に歯根を植える顎の骨が高さも幅も十分なくてはなりませんが、上顎の骨のように厚さの少ない部分にも歯根を植える方法（サイナスリフト、ソケットリフト）、歯根を植えながら同時に骨の量も増やす方法（ＧＢＲ）も可能になりました。改めて、ご指導いただいた三井記念病院歯科・歯科口腔外科部長の津山康彦先生に厚く御礼申しあげます。

　保険外診療ですが、他の歯にダメージを与える必要はありません。自分の歯と同じような感覚で咬めるのもメリットです。アメリカでは無理に歯を残して顎の骨が無くなって、その後の治療を困難にするよりは、早めにインプラントをするようになっています。まだ日本ではそこまであまり広まっていませんが、出来るだけ自分の歯で生涯を過ごすという考え方も強く、どちらにするかは自分の歯と骨の状態を、主治医とよく相談する必要があると思います。

　さて、話が変わりますがミスタードーナツが１００円で買える期間がやってきました。安いっていいですね。自分は甘党ですが、俳優の館ひろしさんも甘党だそうです。それ以外に共通点は全く見当たりませんが。ハニーチュロ万歳！