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院長のひとり言です。 はじめのうちは真面目なネタを書いているかもしれませんが、ひねくれ者なのでちょっとふざけた内容も書くかもしれません。軽く流してくださいね。
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 最近の患者さんのインプラント手術がなかなか難しい症例が続いてまして、前日なんて考え込んでなかなか眠れません。今まで何年も入れ歯を使っていたり、ブリッジが入っていた欠損部位に手術をすることが多いので、すでに骨がやせてしまっている症例が多くて難儀しています。
 歯を支える骨は、歯が無いと痩せてしまいます。歯ぐきが痩せてしまうと言った方が理解しやすいでしょうか。
 ですから入れ歯は数年で合わなくなって、そのたびに修理や作り直しをする必要があります。1年で約0.5ミリの骨が痩せてしまうというデータもあるようなので、市販されている入れ歯の安定剤は100億円単位の売上があるというのも納得できます。
 インプラントの手術をしていていつも思うのは、「もっと早くインプラントをしていれば、将来的に考えた費用の総額も安く済むし、治療後の予後も安定した良い状態を保ちやすくなるんだけどなあ。」ということです。
 骨が痩せていると手術も難しくなりますし、十分な量の骨が少ないということは、インプラントをしても予後に不安が残ってしまう場合もあります。
 不幸にも歯が欠損してしまったら、できれば早めにインプラントを入れた方が、残りの歯にもダメージを与えずに寿命を延ばすことができると思います。それだけ成功率も上がっている治療法です。

 話は変わりますが、近年ガム離れが進んでいるそうです。全日本菓子協会の調べによると、国内のお菓子の売上は消費全般が振るわない中、2001年以降横ばいを維持しているそうです。
 そんな中、ガムの売上はこの5年で16%も減少。若者を中心に「噛むのが面倒くさいという人が増えている」ことが原因とも言われています。
 噛むことには、唾液を分泌したり、脳を活性化させたりなど、様々な利点があります。特に唾液には歯の再石灰化作用、お口の中を中性に保つ作用など、虫歯予防のために大切な働きがありますので、噛むことによる唾液分泌の促進はとても大切です。
 噛むことによる、脳への刺激・血流増加もありますので、たまにガムを役立ててみてはいかがでしょうか(顎の疲れすぎにご注意ください)。
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